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中医協総会(会長:小塩隆士・一橋大学経済研究所特任教授)は8月6日、認知症治療薬レケンビ点滴静注(一般名:レカネマブ)の薬価を現在の200mg2mL一瓶4万5777円から同3万8910円へ約15%引き下げることを了承した。500mg5mL一瓶は11万4443円から9万7277円となる。レカネマブは2023年12月に薬価収載されたが、費用対効果が比較対象技術と比べて「低い」と評価されていた。医療機関 ...
メクリジンの使用は、65歳以上の高齢者だけでなく18歳から64歳までの患者でも、すでに転倒しやすい状態にあるめまい患者の受傷性転倒リスクを増加させることが明らかになった。 重要性 ...
医師3年目から京都大学附属病院で放射線治療医としての本格的な学びをスタート。放射線治療のメッカといわれた大学で、数多くの貴重な経験を得たそうです。各大学のOBをインタビューでつなぐ本企画、琉球大学リレー・小坂拓也先生編の第3回は、初期研修を経て入局した京都大学医学部放射線腫瘍学教室での日々についてうかがいます。先生が感じていった放射線治療の面白さについても聞きました。
新潟県の柏崎総合医療センターで18年間に及ぶ勤務をへて、2024年5月に開業した津吉秀樹先生。「つよしクリニック」(整形外科・リハビリテーション科)開院前の内覧会では予想を大きく上回る人が訪れ、開院後しばらくは診療に制限をかけざるを得ないほど、多くの患者が来院しました。その後は、オペレーションの工夫によってどんどん効率的な診療になっていったそうです。
学校が課題を決めてしっかり勉強をさせる西大和学園中学校・高等学校(以下西大和)。2025年は医学部に国公立・私立合算で述べ111名が入学、東大合格者44名のうち1名が理科三類に合格しています。勉強ばかりで大変なのか……と思いきや、その生活は楽しさに満ちている様子。今回は寮もある学校の生活環境などについてお伝えします。
査読者の実名開示は、学術論文の信頼性を大きく左右する論点です。責任感を高める効果が期待される一方で、報復や誹謗中傷といったリスクへの不安もぬぐえません。こうしたジレンマを乗り越え、公正な審査を実現するにはどのような仕組みが必要なのでしょうか。本記事では、医師を対象に実施した調査結果を振り返りつつ、医師たちが指摘する実名公開の長所と短所を整理します。医師ライターの三笘けいがご紹介します。※本調査はD ...
7月中旬から8月にかけて、夏休みを取得されている先生も多いかと思います。国内旅行や海外旅行、家族や友人とのお出かけなど、さまざまなアクティビティやレジャーを計画されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?今回のマンガに登場する医師は、夏休みは「家でのんびり過ごす」派。ふるさと納税を活用し、とあるもののお取り寄せを楽しむのが夏の風物詩となっているようです。
記録的な猛暑で搬送されてくる熱中症患者、勢力を増す台風や豪雨による災害医療の現場、そしてこれまで国内では稀だった感染症への警戒――。近年、臨床現場の中で、気候や環境の変化が、人々の健康に直接的な影響を及ぼす場面に遭遇することが増えている。地球環境の危機は、もはや医師にとって決して他人事ではない。むしろ、その影響を最も早く、そして最も深刻な形で目の当たりにする立場にいるといっても過言ではないだろう。
全日本病院協会会長に新たに就任した神野正博氏。6月の会長就任にあたっての特別講演では、「“病”院をぶっ壊せ!」との発破をかけ、厳しい経営環境下でも民間病院の底力で乗り切る意気込みを示した。  神野氏は、石川県七尾市で恵寿総合病院などを運営する社会医療法人財団董仙会の理事長。全日病副会長に就任したのは1995年。20年にわたる経験を踏まえ、今後、どんな取り組みに力を入れようと考えているのか。
広島県医師会・広島市医師会の共催で8月3日、被爆80年記念事業として「ヒロシマ医師の被爆80年~あきらめない、やめない、終わらない~」をテーマに講演会が開催された。医師、医療関係者、市民ら多数が参加し、被爆地広島の医療界が担う平和への使命を改めて確認する場となった。
英下院で6月、「自発的幇助自死」法案が可決されたことを受け、m3.com意識調査で、医師会員2015人に、可決をどう捉えるかを尋ねたところ、半数近くが「高く評価する」または「評価する」と答えた。回答理由を併せて紹介する。(m3.com編集部) ...
今回のm3.com医師調査では、医療費の給付や負担のあり方などについて尋ねてきた。関連して、医師として働く中で医療費の無駄遣いだと感じることがあるかどうか聞いたところ、医師全体の82.5%が「感じることがある」と回答した。「安心のための検査は無駄遣い」「子どもらの医療費無償化は止めるべき」などの意見が寄せられた。