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厚生労働省は8月6日に開催した「医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会」(座長:遠藤久夫・学習院大学長)で、2027年度医学部の臨時定員の在り方の基本的な考え方を提示。適正化を前提としつつ、定員の配分にあたっては「地理的要素」や「医師の流出入」「各都道府県の医師定着の取組状況」を考慮することで、大筋合意した。(資料は、同省のホームページ)。
日本医師会会長の松本吉郎氏は8月6日の定例記者会見で、2026年度予算に関して、機関決定した予算要求を、7月31日に福岡資麿厚生労働大臣に要望したと発表した。概算要求は、▽地域医療、▽医療DXの適切な推進、▽医薬品の安定供給――の3項目。2026年度の診療報酬改定に向けて十分な支援と大幅なプラス改定も求めており、福岡大臣は「しっかり検討して考えたい」とコメントしたという。また、OTC類似薬を巡る最 ...
日本医師会常任理事の長島公之氏は、8月6日の定例記者会見で、紙カルテ利用の診療所がどの程度電子化対応が可能かを検証した調査結果を公表した。有効回答5466件の中、紙カルテが必要とする回答は計77.0%に上り、54.2%は導入不可能と回答した。長島氏は「そもそも対応ができない医療機関が多い。医療DXの目的は医療を守ることであり、医療提供ができなくなるなら本末転倒だ」と指摘。「電子カルテの義務化はする ...
研修期間終盤、意に沿わない病院への赴任を打診され、必死で手繰り寄せた打開策とは……。卒業大学別にインタビューする本連載。岐阜大学のバトンを繋いでくださったのは、岩手医科大学の循環器内科教授の森野禎浩先生です。循環器の名門、三井記念病院での研修医時代に訪れた、医師人生を大きく変えた転機について伺います。
これまで査読は匿名で行われることがほとんどでしたが、近年では査読者自身の意向も加味しつつ実名を開示するジャーナルも増えています。そこで今回は、医師を対象に「査読者は実名開示をすべきか」をテーマに意識調査を実施しました。透明性や責任感の向上を期待する声から、慎重な配慮を求める声まで、多彩な意見が集まったその結果を、医師ライターの三笘けいがご紹介します。※本調査はDocpediaLIFESTYLEに寄 ...
研修医・専攻医にも、十分な給与や待遇を用意すべきか――医師の意識の変化について調査した結果を紹介している本企画。前回は、「医局や病院は医師の個人的背景に配慮すべきか」についてレポートしました。今回は、「研修医・専攻医などの修練期間中であっても、十分な給与や待遇を用意すべきか」がテーマ。医師兼医療ライターの滝沢 篤志がご紹介します。
小児科クリニックの評判は、医師やスタッフの「ひと言」で大きく変えることができるのです。今回は、人材マネジメント、スタッフの教育、口コミ対策、そして小児科開業の展望について、コンサルタント佐川尚平氏が解説します。
医師同士で結婚されている先生方はお互いにそれぞれお忙しいはず。子育て中となればなおさら、ひとり時間を確保することは難しいのではないでしょうか?Doctors LIFESTYLEでは、株式会社KADOKAWAと提携して、「医師の日常をテーマにしたマンガコンテンツ」を企画。会員の皆様にエピソードを投稿いただき、マンガにしてお届けしています。
医師のみなさまの夏を乗り切る食事についてお聞きした結果をご紹介した前回。今回は食事以外の健康維持対策についてお聞きします。... この記事は会員限定コンテンツです。 ログイン、または会員登録いただくと、続きがご覧になれます。
連日35度を超える猛暑が続く日々、食欲が落ちてしまったり、つい冷たいものばかり食べて体調を悪くしてしまったりする方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、医師のみなさまの夏の健康維持対策についてお聞きします。
厚生労働省は8月6日、医道審議会医道分科会の答申を受け、MRに対する強制わいせつ致傷で有罪判決が確定した58歳医師の免許取り消しなど、医師12人と歯科医師8人への行政処分、医師8人への行政指導を決めた。効力の発効は8月20日。
中医協の費用対効果評価専門部会(部会長:飯塚敏晃・東京大学大学院経済学研究科教授)は8月6日、関係団体からの意見聴取を行った。製薬関連団体は、費用対効果評価は薬価引き下げのツールとしてのみ使用されているなどの現状を問題視、海外では費用対効果評価を保険償還の可否判断に使用している国々では、新薬承認から保険償還までの期間が大幅に延長されている実態などを提示し、費用対効果評価の運用拡大を問題視する声 ...