欧州連合（ＥＵ）はウクライナ支援のため、1000億ユーロ（約17兆円）の基金設立を検討している。ロシアによるウクライナ全面侵攻から３年半が経過し、戦争終息の兆しが見えない中での取り組みとなる。

米 アップル のナンバー２として長年にわたり経営を支えてきたジェフ・ウィリアムズ氏が、今月中に最高執行責任者（ＣＯＯ）の職を退く。後任は同社幹部のサビ・カーン氏で、同社にとって大きな指導部の刷新となる。

トランプ米大統領が国際緊急経済権限法（ＩＥＥＰＡ）を根拠に各国・地域に関税を賦課するとしたのは違法だとして、関税差し止めを求めて提訴した米中小企業のグループは、この訴えを認めた米国際貿易裁判所の先の判断を支持するよう、連邦高裁に要請した。

三井住友トラスト・アセットマネジメントの稲留克俊シニアストラテジストは、米長期金利が上昇して先物夜間取引が軟調となり、超長期債が売られる地合いが継続するとみる。 同氏の新発10年物国債利回りの予想レンジは1.49－1.52％（８日は1.485％で終了 ...

９日朝の外国為替市場で円相場は１ドル＝146円台半ばと前日夕から下落して推移。トランプ関税を巡る先行き不透明感により日本銀行の利上げが遅れることや、参院選で与党が過半数割れし政局が不安定化することへの懸念から、円全面安の流れとなっている。

８日のニューヨーク銅先物相場は急伸。トランプ米大統領が銅の輸入に50％の関税を課す方針だと明らかにした。この動きを受け、大規模なサプライチェーンへの影響が世界の金属市場に広がる可能性が高い。

トランプ氏が銅に50％の関税を課すと発言したため、銅生産のフリーポート・マクモラン株が上昇。大型株ではテスラが上昇。アマゾン・ドット・コムは「プライムデー」の滑り出しが不調だったことから下落した。

米国のトランプ大統領は８日、連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）のパウエル議長について、中銀本部の改修計画を巡り、議会をミスリードしたとの批判が事実であれば、「直ちに辞任すべきだ」と述べた。

事情に詳しい関係者によると、 ロコス・キャピタル・マネジメント の６月のリターンは約2.6％。これにより上期のリターンは12.3％に拡大したという。関係者は、詳細は非公開だとして匿名を条件に語った。

富士通 の会計システムの欠陥が発端となって英国の郵便局で起きた冤罪（えんざい）スキャンダルを巡り、英政府が設置した調査委員会は富士通などに対し、10月末までに被害者救済措置の概要に関する報告書を提出するよう勧告した。

トランプ米大統領は「解放の日」とする４月２日、長年にわたり米国の労働者や企業を「搾取」してきた貿易が、ようやく米国に有利なものに変わると熱弁を振るった。トランプ氏にとって、自由裁量で行える関税政策は、米国を「まったく別の国」に生まれ変わらせる手段とな ...

米アマゾン・ドット・コムの大型セールイベント「プライムデー」が、トランプ米大統領の貿易戦争という逆風に直面している。目まぐるしく変わる関税方針を受けて、セールへの参加を見送る売り手が出ているほか、消費者の中には購入を控える動きが見られている。